卓球の世界選手権団体戦第4日は27日、広州(中国)で行われ、男子1次リーグC組の日本は
強豪、ドイツを3―1で破り、4戦全勝で同組1位と決勝トーナメント準々決勝進出を決めた。
28日のセルビア戦に敗れても、4勝1敗で並ぶ可能性のあるドイツを直接対決で下したため。
日本は水谷隼(青森・青森山田高)が1勝1敗。韓陽(東京アート)と吉田海偉(神奈川県協会)
がいずれもストレートで強敵を下した。
女子1次リーグD組で準々決勝進出を決めていた日本女子はフランスを3―1で下し、5戦全勝。
28日にクロアチアとハンガリーの勝者と4大会連続のメダル獲得を懸け、準々決勝を行う。
2番手で福原愛(ANA)が世界ランキング114位の格下に敗れたが、平野早矢香(ミキハウス)
が2勝、初めて起用された藤井寛子(日本生命)も勝った。
<福原「自分は何やってるんだろう」>世界ランキング9位の福原は前日の韓国戦の激戦を制した
勢いがなかった。世界114位ながら今大会好調のグランディシュにフルゲームで敗れた。
各ゲームの最後の詰めで攻めを焦り、ミスが出た。「ホントに、自分は何やってるんだろうという
気持ちでいっぱい」と声に元気がない。1次リーグは4勝2敗で、エースの役割を果たせていない。
準々決勝に向けて「反省を生かし、どことやっても思い切り全力でぶつかりたい。新たな気持ちで頑
張りたい」と自分に言い聞かせるように話した。
スポニチ
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