全国の信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫は25日夕、
信用金庫の振り込みなどを決済する「全国信用金庫データ通信システム(全信金システム)」で障害が発生したと発表した。
障害は同日の午前8時30分に起こり、夕刻時点で復旧の見通しが立っていない。
この影響で信金から銀行や信用組合への振り込みなど74万件の取引ができなくなった。
全国に282ある信用金庫は全信金システムを通じて、
銀行や信用組合など他業態の金融機関との取引の情報をやりとりしている。
信金中金がシステム運営を委託するしんきん情報システムセンターによると、25日朝の取引開始以降、
信金から他の金融機関への振り込みや送金などの「為替取引」が決済できないケースが一部で発生。
午後には他の金融機関へのすべての為替取引が処理できなくなり、
午後4時時点で未決済の取引が74万件に達した。
ソース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080225AT2C2501E25022008.html