プロマジシャンを目指す明石市太寺天王町の桐田伸一さん(19)が、明石市内の高齢者施設や町内会の
イベントなどでのボランティア公演で活躍している。「経験を積み、日本一のマジシャンになりたい」と話している。
桐田さんが手品を始めたのは高校一年生のとき。すぐ魅力に引きつけられ、「多くの人を喜ばせたい」とプロを目指すようになった。
プロ団体に入るオーディションへの挑戦を繰り返したが、難関を突破できなかった。
昨年九月、国内外で活躍するプロマジシャンの真田豊実さんに認められて弟子入りした。
「最近はネタが増え、発想が豊かになった」と桐田さん。修業と地域福祉を兼ねて、市内の高齢者福祉施設や
地元のボランティアグループの会合にゲスト出演する。
カードマジックや、金属のボールを浮遊させたり消したりする「ゾンビボール」、リングを使ったマジックなどでお年寄りらを喜ばせる。
緊張でよく手が震えてしまうが、「魔法を掛けるために電気を流しているんです」と受け流すという。
現在、アルバイトや訪問介護のヘルパーなどで生活を支えながら、手品の練習に励む。
また、子どものころ、いじめに遭ったことで入院した県立子ども病院(神戸市須磨区)でも公演したいという。桐田さんは
「いじめに打ち勝って活躍する姿を見せることで、落ち込んでいる子らを励ませれば」と話している。
ソース:
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0000849337.shtml 画像:
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/Images/00849338.jpg 神戸新聞 2008年2月24日 11:27
#依頼スレ#49より