中国製の冷凍とんかつから有機リン系の殺虫剤が検出された問題で、
奈良コープでも、この冷凍かつが160袋販売されていたことがわかりました。
殺虫剤が検出されたのは、中国・山東省の「山東仁木食品」で製造された
冷凍食品・レンジDEロールソースかつに入っていたアスパラガスです。
大阪市の業者が輸入したうち、去年の5月21日に製造された商品から殺虫剤が検出されました。
検出された殺虫剤は、有機リン系の「ホレート」で、基準値の4倍が検出され、
保健所によると、商品ひと袋分を食べると急性中毒に陥る恐れがあるといいます。
奈良コープによりますと、去年7月に注文に応じて329袋仕入れて県内全域に販売しましたが、
このうち160袋が、5月21日に製造されたものだったということです。
なお、現在のところ、健康被害や体の不調を訴えた人は、いないということです。
また奈良コープでは、万一商品が冷蔵庫などに残っていた場合、
絶対に食べず、すぐにコープのコールセンターに連絡してほしいと呼びかけています。
ソース
http://www.naratv.co.jp/miyomiyo/newsread.cgi