【教育】全国学力テストで好成績の秋田の子供たち　真の実力は？[2/20]

ソース
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/080220/akt0802201851000-n1.htm


文部科学省が昨年実施した小学６年と中学３年を対象とする全国学力テスト。
学習環境が整う都市部が有利との前評判を覆し、秋田県の小学生が全４種の試験で全国トップ。
中学生も１〜３位を収め全国の教育関係者を驚かせた。
ところが、優秀な秋田の子供たちは「中学で伸び悩み、大学受験になると低迷する」（県教育庁）という。
秋田の子供たちの真の実力とは？（宮原啓彰）
「どうしてそんな成績がとれるのか」「どういう教育をしているのか」−。
学力テストの結果公表後、そんな驚きの声が全国から県に寄せられた。
寺田典城知事は昨年１０月の定例会見で、
「三種町や東成瀬村など郡部が強く、教育が整っている秋田市が意外と弱い」と首をひねった。
秋田大学教育文化学部の佐藤修司教授（教育行政学）は
「少子化が進む郡部では必然的に小人数学級が編成され、“落ちこぼれ”の生徒が生まれにくい」とみる。
秋田県は平成１３年、全国に先駆けて県全域で小中ともに３０人学級に移行、きめ細やかな指導を実現してきた。
それが全体のレベルを押し上げ好成績に繋がっているとするのが一般的だ。
また「都会に比べ、経済的な格差が小さく、同質の子供が集い学級崩壊も少ないことも要因」（同前）という。
ところが、高校に進学し大学受験となると、結果が残せない。
昨年度の大学進学率は約４２％（全国平均約５１％）で全国３８位。
大学入試センター試験では、文系科目は全国７位と健闘したが、
数学ＩＡが３９位、同ＩＩＢで４３位、物理Ｉと化学Ｉがともに４２位と軒並み低迷した。

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そのヒントは、平均正答率が秋田県と同程度の他４県との比較分析にあった。
小学生では「全問正解または一問不正解」という高正答率の子供の割合が、
全試験で他県の平均を上回っていたのに対し、中学生はすべての試験で下回っていた。
つまり、秋田の中学生は「平均では他県を上回るが上位層は薄い」（同庁義務教育課）。
同庁関係者は「学習内容が平易な小学生のうちは理解の早い子、遅い子ともに伸ばすことができるが、
内容が高度になる中学生で両立は困難。教師はどうしても『分かる生徒は後回しになる』と感じる」と話す。
同庁高校教育課によると、この中位偏重の傾向は
「高校で一層顕著になり、平均は良いが、高レベルの競争になる大学受験では結果が残せない」というのだ。
一般的に進学校の指標となる東京大学の合格者数は８人と東北で唯一の一けたにとどまり、
全国で４３位の合格者数だ。


続きます

だが、なぜ上位層が薄いのか。佐藤教授は「受験用の学力と基礎学力は別物」と強調する。
「家庭の経済力と子供の学力には大きな相関がある。
秋田の平均的家庭では、経済的に子供に難関校を受験させるだけの教育費が捻出（ねんしゅつ）できない」
加えて、教育関係者が口をそろえたのは「子供や保護者に進学や立身出世の意欲が薄い」点だ。
佐藤教授も「秋田は歴史的には裕福な地域で、
競争意識や県外へ出て成功しようという意欲が希薄という県民性も無関係とはいえない」と話す。
県が停滞する秋田を根本的に変えようと始めた「秋田人変身プロジェクト」が集めた県民性エピソードでは、
「横並び意識が強い」「おれもやらねえからお前もやるな」など秋田人の消極的な面を表す文言が多い。
また「これまでの教育方針に行過ぎた平等主義の弊害もあると思う」とは別の同庁関係者の弁だ。
「子供が将来設計能力を高める教育を拡充し、まずは難関校受験者の分母を増やしたい」と同庁。その手腕に期待がかかる。

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■全国学力テスト
正式名称は「全国学力・学習状況調査」。
子供の学力低下が懸念される中、義務教育水準の維持と学習状況の把握などを目的に、
文部科学省が昨年４月、全国の小中学校の最高学年を対象に実施した。
全国で約９９％の国公立学校と６割の私立学校が参加、約　２３０万人の児童生徒がテストを受けた。事業費は７７億円。
学力テストは国語と算数／数学の２教科で、それぞれ基礎知識を問うＡ問題と、応用力を問うＢ問題からなる。


終わりです

秋田がんばれ。応援してるよ。

秋田の有名な進学校てどこ？

東大、京大、国医は何名？

秋田高校

たしかに家庭環境の差別意識ってのはあまりないな
オレも上京するまでは部落問題なんて
もう日本史の教科書にしかないことだと思っていたからな

小学生程度なら馬鹿でも勉強すればよい成績になるが
中学になると無理

悲しいかな秋田・・・

地元に大学が国立秋田大学（教・工・医）と県立大学（まだあるのか？）
私大がノースアジア大学（旧秋田経済法科大学）と短大がいくつか。

成績上位の子は秋田大に志望学部がなければ県外に出るしかない。
県外＝仕送りで、大学進学自体が結構厳しい

それに加え、その昔、「車買ってやるから秋田大に進学してくれ」と親に泣きつかれて
東京の私大を諦めた田舎の長男たちをいっぱい知っている
県外に出ちゃうともう卒業しても秋田には戻ってこないから、親は「長男」は県外に出したがらない

義務教育としては秋田のやり方が正解だろう。
中卒DQNと高卒DQNだとだいぶ違うからなぁww
中卒DQNはもろに犯罪予備軍だが、高卒DQNはなんだかんだといっても
社会に適応しているからなぁ
社会としてはまず中卒DQNを出さないことが先決。
＞＞６
東京でそう考えるくらいなら、関西だとものすごいことだぞww
２ちゃんでネタになっている京都市役所の現業部門や奈良市役所、神戸市役所
大阪市役所はほんとの事だからな
東のほうのお役所はただ単に仕事を黙ってサボるだけだが、
あのあたりは本当にむごいからな