【社会】世代間交流日々はぐくむ 小金井の福祉施設1年

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1振り向けばブーツェン(080312)φ ★
認知症の高齢者と、保育園児、地域住民が一緒に過ごす、アットホームな施設
「また明日(あした)」が、小金井市貫井南町4でオープンして1年余りになる。
利用者からの評判は上々で、異世代交流を考える地域づくり団体などからも注目を
集めている。同施設では「異世代が一時的なイベントで交流するのではなく、
生活のなかで交流し、お互いに支え合う場にしたい」と話している。(山田睦子)

同施設は、認知症対応のデイホームと、認可外の保育園、地域の交流スペースが
同居している。活動場所は、2階建てアパートの1階部分。5部屋の壁が取り払われ、
高齢者がお茶を飲んでいる間を、幼児がチョコチョコと歩き回っている。ベランダに
設けられた出入り口からは、小さな子供を連れた近所のお母さんが遊びにやって来る。

運営するのはNPO法人「地域の寄り合い所 また明日」。代表理事で保育士の
森田真希さん(38)が、夫の介護福祉士、和道さん(39)と2006年12月に始めた。
森田さんは、練馬区出身。団地暮らしのわりに、近所付き合いは濃密だった。

ご飯を食べに近所の家を行き来するのは、日常茶飯事。母親たちは、夕方になると
よその留守宅に上がり込んで、布団を取り込むこともあった。
そういう環境で育った森田さんは「お互いさまという気持ちで、譲り合い、助け合い、
支え合うつながりが、社会の中で必要」と考えるようになっていた。
そうした支え合いや交流の場が、「また明日」だ。

子供が泣き出すと、高齢者が「あらあらどうしたの」と声をかける。ごはんを
食べていると「おいしそうねー」とほほ笑む。
愛情を注がれた子供は、高齢者を大切にすることを覚える。高齢者は、内面に
ひきこもらず、外に関心を向けることができる。

今月上旬、施設内に、和道さん扮(ふん)する赤鬼が登場した。
「うぉー、うぉー」と叫びながら迫る赤鬼に、子供たちは脅(おび)えて泣き出す。
そんな時、普段は言葉数の少ない認知症のおばあちゃんが、子供を守るようにして
立ちはだかりながら、「いい子はつれてかれないよー。大丈夫だよー」と毅然(きぜん)
とした声で言った。

森田さんは、驚くと同時に「一緒に時間を過ごせているからこそ、そういう言葉が
出てくるんだろうな」とうれしくなったという。
森田さんは24日午後2時から、小金井市公民館本館で講演をする予定。
「みんな、かつては子供だったし、将来は高齢者になる。お互いさまという気持ちで
支え合うことについて、考えたい」と話す。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080215-OYT8T00118.htm?from=navr
2名前をあたえないでください:2008/02/17(日) 00:27:38 ID:wPki5Wx9
3名前をあたえないでください
>>1
> 森田さんは、練馬区出身。団地暮らしのわりに、近所付き合いは濃密だった。
> ご飯を食べに近所の家を行き来するのは、日常茶飯事。母親たちは、夕方になると
> よその留守宅に上がり込んで、布団を取り込むこともあった。
> そういう環境で育った森田さんは「お互いさまという気持ちで、譲り合い、助け合い、
> 支え合うつながりが、社会の中で必要」と考えるようになっていた。
> そうした支え合いや交流の場が、「また明日」だ。

入り込まれても黙ってろということですか?
これを、
「よその国に上がり込んで」と読み替えると