東京都中野区の西武新宿線野方駅で14日早朝、宿直の駅員が所定の起床時刻を
約40分間寝過ごすトラブルがあった。自動改札機の電源が入っておらず、
乗客約30人が改札脇の通路からホームに入ったという。
西武鉄道によると、同駅では駅員2人が宿直し、早番が午前4時14分に起床する
ことになっている。ところが、早番の男性駅員(57)が目覚まし時計をセットするのを忘れ、
午前4時55分になって起床。このため、自動改札機や券売機の電源が入っていない状態で、
上り普通電車3本が駅を発着した。
起床報告がないことから、別の駅から電話を入れたが、電話を事務室から宿直室に
切り替えるのも遅番の男性駅員(55)が忘れていたとみられる。2人は
酒などは飲んでいなかったという。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20080214-321265.html