原油価格の高騰を受け、川越市は低所得世帯を対象に、
今冬の暖房費として1世帯あたり3000円を補助することを決めた。
灯油代などの暖房費補助が寒冷地以外の自治体で行われるのは珍しく、県内では初めてという。
財団法人日本エネルギー経済研究所によると、
県内の灯油価格は昨年1月に1缶(18リットル)あたり1300〜1400円だったが、
今年1月には1700〜1800円に上昇している。
東北や北陸地方の自治体では既に3000円(富山市)〜1万円(青森市)を補助しており、
「低所得世帯の一助になれば」(舟橋功一市長)と急きょ川越市でも実施することにした。
補助されるのは生活保護の受給世帯と、非課税世帯のうち
〈1〉18歳未満の子供を持つ1人親世帯
〈2〉重度の障害者がいる世帯
〈3〉75歳以上の高齢者だけの世帯の計約5000世帯。
2月29日〜3月31日に市窓口や郵送で受け付け、後日、口座に振り込む。
問い合わせは、市福祉推進課(049・224・5769)へ。
(2008年2月9日 読売新聞)
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080208-OYT8T00913.htm