[パリ 12日 ロイター] オンライン求人情報会社モンスターが12日発表した1月の
欧州のモンスター雇用指数(欧州5カ国のネット求人動向を調査)は139となり、
昨年12月の155から低下した。2004年12月に指数の算出が始まって以来の
低下幅となった。
モンスターは、低下した原因の半分は季節的な要因であり、世界的な景気減速懸念が
背景にあるかどうか判断するのは時期尚早としている。
モンスター・ワールドワイド・ヨーロッパの地域ディレクター、アンドレア・ベルトーネ氏は
「世界的な景気減速を受け、雇用主が採用により慎重になっている可能性がある。
ただ前年同時期は大幅に上回っており、欧州の失業率が歴史的に低い水準にあることを
反映している」と話している。
調査は、ドイツ、フランス、英国、オランダ、スウェーデンの1400以上のサイトに掲載された
ネット求人を調査したもの。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-30282420080212