民家に侵入し、現金などを盗んだとして、警視庁捜査3課などは1日までに、覚せい剤取締法違反
と窃盗などの疑いで、住所不定、無職成田正春容疑者(53)を逮捕した。
同容疑者は覚せい剤を使用しては盗みを繰り返しており、同課は被害が約150件、約1000万円
に上るとみて調べている。
調べによると、成田容疑者は昨年10月23日未明から同月25日深夜の間、東京都昭島市美堀町
にある民家の窓ガラスをドライバーで割り、鍵を開けて侵入。現金約12万円と腕時計など7点(計8
万5000円相当)を盗んだ疑い。
同課などは先月17日、知人宅で覚せい剤約3.4グラムを所持していたとして、同容疑者を現行犯
逮捕した。
同容疑者は「覚せい剤をやると、捜査員や人に対する神経が敏感になる。気合を入れるためにも
やる」と供述。覚せい剤を吸引した上で、長時間にわたり、外から屋内の無人を確認し、盗みを繰り
返していた。
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ソース:時事通信社
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2008020100493