宮城県登米市内の国道を走行していた
「東日本急行」(本社・仙台市)の高速バスで今月13日、
男性運転手(55)が意識不明となり、
乗客が緊急停車させていたことが25日、分かった。
同社では東北運輸局に、「運転手が緊急停車させた」と、
事実と異なる報告をしており、
同運輸局は「重大事故につながりかねないという認識に欠けており、厳重注意したい」
としている。
同社ではハンドルを操作した乗客から事情を聞いたうえで、今月15日、
同運輸局に対し、「運転手が意識もうろうとなり、
バスの蛇行運転に気付いた乗客から指摘を受け、運転手が緊急停車させた」
と虚偽の報告をしていた。
報告内容を知った乗客から同運輸局などに指摘があったため、同社では23日、
「実際には、運転手が突然、奇声を上げて意識不明になったため、
乗客3人のうち、2人がハンドルを操作。サイドブレーキを引いて停車させていた」
などと訂正し、再度報告した。
同社は「(最初の)報告の際に誤りがあった」
などと釈明している。
(2008年1月25日21時30分 読売新聞)
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080125-OYT1T00568.htm?from=main2