北海道美幌町で07年3月、JR石北線の踏切に進入した大型トレーラーと網走発北見行き普通列車(1両編成)が
衝突し乗客ら52人がけがをした脱線事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は25日、事故原因を
トレーラー運転手(45)の前方不注意と推定する報告書を公表した。
報告書によると、現場は見通しが良く、警報機も正常に作動していた。事故調の調べに運転手は「踏切があることは
知っていたが考え事をしていた。疲労感も眠気もなかった」と述べた。運転手は過失往来危険罪などで起訴されている。
国交省北海道運輸局は、運転手を過剰に働かせたなどとして、運送会社「三星運輸」営業所を3日間の事業停止
などにしたが、報告書は会社の責任には言及しなかった。
事故は07年3月1日午前8時20分ごろに起きた。遮断機が下りていたのにトレーラーが踏切に進入。
列車の運転士は非常ブレーキをかけたが間に合わず衝突した。
ソース:
http://mainichi.jp/select/today/news/20080125k0000e040028000c.html ※依頼スレ#667より