NTTドコモは22日、フィリピンの通信最大手、フィリピン長距離電話(PLDT)の株式を追加取得して出資比率を6.7%から
13.3%に高めたと発表した。取得額は約867億円。PLDT傘下の携帯電話大手との間で、ネット接続サービス「iモード」の
技術供与や両国で同じ端末が使えるローミングを進め、アジアでの勢力拡大をめざす。
昨年3月から今年1月までの間に段階的に市場で取得した。PLDTにはNTTコミュニケーションズもすでに6.7%出資しており
NTTグループとしての出資比率は20.03%になった。ドコモはグループを代表してPLDTを持ち分法適用会社にする。
PLDTの全額出資子会社であるスマートコミュニケーションズはフィリピンの携帯最大手で、現地調査会社によると昨年末の
加入者数は日本のKDDIに匹敵する2950万人。2006年にドコモと同じW―CDMA方式で第三世代携帯電話サービスを始めた。
ソース:
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080123AT1D2209C22012008.html ※依頼スレ#567から立てました