社会主義国キューバで20日午前(日本時間同日夜)、
人民権力全国会議(国会)議員選挙の投票が始まった。
あらかじめ定数通りの候補者が選考される信任投票方式のため、
2006年7月末から病気療養中のカストロ国家評議会議長(81)ら
614人の候補者全員が当選するのは確実だ。
このため、カストロ氏が国家元首である国家評議会議長に再び就任するかどうかが
今後の焦点。選挙後45日以内に招集される同会議が、議員の中から
集団指導機関である国家評議会メンバー31人を選出する。
この際に、健康問題を抱えるカストロ氏が議長職に就かないとの見方もあるが、
本人は去就を明らかにしていない。
総選挙は5年ごとで、有権者は約840万人。
当選には有効投票の過半数の得票が必要とされる。
20日午後6時に投票が締め切られ、即日開票されるが、
政府による結果発表は21日以降になる見通し。(共同)
ソース:MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080120/amr0801202157005-n1.htm