【長野】旭松食品「国内初」納豆菌が特定保健用食品認定される［01/19］

　旭松食品（本店・飯田市）は１８日、整腸作用につながる納豆菌を使い国から特定
保健用食品に認定された「おなか納豆」を、２月１日から発売すると発表した。納豆
菌は同社食品研究所（飯田市）が独自に開発した「Ｋ−２株」で、納豆菌が特定保健
用食品の関与成分として認められるのは国内で初めて。

　Ｋ−２株は、菌が生きたまま腸に届いた後、小腸内の「善玉菌」であるビフィズス
菌の餌となる成分が遊離する特徴を持つ。そのため腸内でビフィズス菌が増殖し、腸
内環境が良くなるという。同社の実験では、おなか納豆を食べ続けた場合、通常の煮
豆を食べた場合に比べ排便回数や排便量が改善する結果が出た。

　同社は「納豆はもともと健康に良いイメージがあるが、特定保健用食品認定を生か
し、特に若い世代や女性の新たな需要を開拓できる」と期待。大豆を使ったサプリメ
ントなど健康食品にも力を入れてきた同社が、特定保健用食品を販売するのは初めて
で、今後も新商品の開発を進める計画だ。

　おなか納豆は５０グラム入り３パックセットで、１７８円。全国のスーパーやコン
ビニエンスストアで販売する。


信濃毎日新聞（信毎web）
http://www.shinmai.co.jp/news/20080119/KT080118BSI090005000022.htm
写真：http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT080118BSI0900050000221.jpg

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