日本製紙がコピー用紙などの古紙配合率を偽装していた問題を受け、
プロ野球楽天の本拠地となっている県営宮城球場(仙台市)の命名権契約を
日本製紙と結んでいる宮城県の村井嘉浩知事は17日、
「日本製紙からの詳細な調査報告を待ちたい」とコメントした。
「日本製紙クリネックススタジアム宮城」となっている同球場の命名権は、
権利の売却先が法令違反などをして社会的信用を失墜した場合、命名権契約を解消する条項がある。
県の判断が注目されるが、村井知事は「現段階では判断できない」と述べるにとどめた。
日本製紙総務部は「内部調査結果が出るまで宮城県に報告できない」と説明、
三月末のプロ野球開幕戦に向けた球場ロゴの策定や看板設置などの作業に影響を与える懸念も出てきた。
宮城球場をめぐっては、
人材派遣大手フルキャスト(東京)が厚生労働省から事業停止命令を受け昨年9月に命名権契約を解消。
日本製紙は1月に契約した。
ソース(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20080117083.html