英政界を引退したブレア前首相の旺盛な“稼ぎぶり”に注目が集まっている。
中東特使を務めるかたわら、大手銀行の非常勤顧問や講演旅行で、推定収入は
600万ポンド(約12億7000万円)との報道もある。
地味な引退生活を送ったこれまでの労働党の元首相とは異なり、英国の首相経験者
で過去最高の収入を上げているとみられる。
ブレア氏は2007年6月の首相辞任後、米、露、欧州連合(EU)、国連の4者を
代表する無償の中東特使に就任。パレスチナ和平の実現に向け、関係国を飛び回っている。
一方、国外での講演依頼が相次いでおり、報道によると、報酬の相場は1回あたり
10万〜20万ポンド。中国では約20分間の講演に約24万ポンドが支払われたという。
回想録執筆で、約500万ポンドの契約を交わしたとの報道もある。
最近では、米大手銀行JPモルガン・チェースの非常勤顧問として、
年間約50万ポンドの報酬を得ると伝えられた。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080117-00000516-yom-int