問題は「いかに損害を少なくして彼を放出するか」へ・・・
zoom - galleria 昨夏1300万ユーロでMFチアゴを獲得したことが、
ユヴェントスの戦略において岩のように重くのしかかっている。
12日のカターニア戦で再び満足のいくパフォーマンスを見せられなかったことで、
問題はいかにして短期間のうちに損害をできるだけ少なくするかという点になったのだ。
あらゆる点で、チアゴは放出されることになったのである。
昨年末まではチアゴを復活させようとユーヴェも考えていた。
先月、コボッリ・ジリ会長からチームメートまでユーヴェの全員が、
彼がクラブのプロジェクトの中心に自分がいると感じられるようにコメントを費やしてきたのだ。
チアゴを助けるために、ラニエリ監督はプラティニ氏やジダン氏までも引き合いに出していたのである
(「彼らにだって我々のサッカーを理解するのに少々の時間が必要だった」)。
そして、彼のために新たなフォーメーション(ひし形の中盤とチアゴのトップ下)まで試している。
しかし、チアゴ復活の幻想は2試合半しか続かなかった。
リーグ戦中断前に行われたラツィオ戦、
シエナ戦で勝利を収めた際は期待が持てる兆候もあったものの、
カターニア戦で彼はすべての歩みをゼロにしてしまう出来に終わったのだ。
少なくともラニエリ監督の言葉を聞く限り、
カターニア戦は彼にとって最後のチャンスだったと言える。
ラニエリ監督は「偉大なクラブというのは常にカンピオーネたちを待つものだ」と語り、
チアゴのブレイクを待ちたいと語った。しかし、「このチームには4−4−2のDNAがある。
常にひし形でプレーすることはできない」と、
新フォーメーションに大きな未来がないことも明かしている。
つまり、チアゴがユヴェントスでこれ以上多くのチャンスを手にすることは難しいというわけだ・・・
チアゴがどうなるかどうかは別に、ユヴェントスが補強をしないということはないように思われる。
ただし、コボッリ・ジリ会長は13日、「シッソコ?1月に加入する新選手はいない。
大型補強を夢見るのは当然だが、そういった夢を実現させるためには、
適切なタイミングを待つ必要がある。
いずれにしても、
私は常にブラン(代表取締役)とセッコ(スポーツ・ディレクター)に完全なる信頼を置いているよ」と、
今冬の補強を完全否定しているが・・・
ソース
http://jp.goal.com/jp/Articolo.aspx?ContenutoId=546791