【ウィーン=桜庭薫】ポーランドなど中欧の株式・為替相場が堅調に推移している。
主要3市場の株価指数は年初から平均で約1割上がり、6年連続で上昇した。
各国通貨も主要通貨に対して高値圏にある。高成長経済を支える外国直接投資や
西欧・ロシアの個人投資家の資金が流入している。
ワルシャワ証券取引所の代表的株価指数は年初より10%高い55648で2007年の取引を終えた。
今年の新規株式公開(IPO)は過去最高の105社。時価総額は3000億ユーロ(約49兆円)に達し、
2年で円換算で5倍に拡大した。
プラハ証取の株価指数PXも年初より14%、ブダペスト証取のBUXも6%上がった。
米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の影響で
高値をうかがう勢いはないが、堅調を維持している。
日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20071231AT2M3000430122007.html