加藤監督が続投へ サンガ J1昇格を評価
来季からサッカーJリーグ1部(J1)に復帰する京都サンガFCは23日、現在、監督を
兼務している加藤久チーム統括(51)が来季も引き続き監督を務めることを内定した。
梅本徹社長が同統括に留任を要請し、近く承諾を得られる見通しという。10月中旬から
指揮を引き継いで不振のチームを立て直し、J1昇格に導いた同統括の手腕を評価し、
J1定着を目指す来季以降の指揮もゆだねることにした。
サンガはこれまで、クラブ専務も兼務する加藤統括を、来季は本来のフロント業務に
専念させ、広い立場からチームの基盤強化に当たってもらう考えだった。
だが、同統括も中心になって後任監督選びを進めたものの、元日本協会強化委員長を
務めた加藤統括をしのぐ人材が見当たらなかったため、梅本社長が方針転換を決め、
選手の信頼も厚い同統括に続投を要請した。梅本社長は「内定」としており、正式な
承諾を得て正式決定する。
梅本社長は「J1定着へ来季は絶対、失敗できない。最も信頼できる加藤さんが来季
監督に最適だと判断した」と説明し、「大変な仕事だし、加藤統括も考える時間が必要だと
思う。正式に返事をもらってから正式決定としたい」と話している。専務の兼任は外し、
チーム統括と監督だけの兼務とする方針。
加藤統括は、V川崎(現東京V)などでプレーした元日本代表DFで、引退後は日本
協会強化委員長、V川崎監督、早大助教授などを歴任。今年1月にサンガに入社し、
チーム統括として強化、普及の責任者を務めていたが、10月中旬に美濃部前監督に
代わって監督に就任。3位に浮上した後、広島との入れ替え戦にも勝ちJ1復帰を果たした。
上野展裕ヘッドコーチらコーチ陣も留任する見通し。
ソース:京都新聞電子版(2007年12月23日(日))
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122300104&genre=L1&area=K00 依頼いただきました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1197250782/241