2004年10月の新潟県中越地震で被災し、今も仮設住宅で暮らす旧山古志村(現・長岡市)の住民すべてが
年内に退去する見通しとなり、長岡市陽光台の仮設住宅近くの国営越後丘陵公園で23日、「帰村式」が行われた。
同地震では、最大約9600人が仮設暮らしを強いられ、山古志住民も約1700人が仮設で生活した。
現在は陽光台の仮設に41世帯128人(18日現在)が残るだけとなり、年内の全員退去の見通しがたった。
24日に退去し、山古志の修復した自宅に戻るという藤井元一さん(58)は「ようやく自宅の畳の上で寝ることができる」
と笑顔で話した。
(2007年12月23日19時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071223i512.htm