線路破断 亀裂は道内3246カ所に JR北海道 保線態勢を強化
北広島市のJR千歳線で二十一日朝発生したレールの破断事故について、JR北海道は
同日午後、札幌市中央区の本社で記者会見し、同様の破断が起きる可能性のある亀裂が
道内全線で三千二百四十六カ所に上ることを明らかにした。同社は、目視による全線の
点検に着手する一方、今回の破断原因を調査し、保線態勢を強化する方針を示した。
同社によると、破断につながる恐れがある亀裂が最も多いのは、JR函館線の千百十八カ所。
次いでJR津軽海峡線の八百六十四カ所で、あわせて全体の約六割を占めた。JR千歳線は
百九十カ所だった。このうち三百七カ所は来年三月末までに継ぎ目板による亀裂の補強を
行い、残りは来年度以降、補強作業を行う。
同社は、今回破断したレールについて、今月八日に実施した目視点検や二十日に行われた
列車による巡回点検で異常が確認されなかった点を重視。冬季は線路が縮み破断しやすく
なるため、点検の頻度や手法が適切だったかどうか、調査する方針だ。
今回破断したレールは二十二日朝までに交換。同社運行管理部の佐々木康行部長は
「大勢の方に多大なご迷惑をおかけした」と陳謝したうえで、「社員一人一人の役割を見直し、
再発防止に努めたい」と述べた。
ソース:北海道新聞(12/22 06:28)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/67241.html 依頼いただきました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1197250782/201