21日午前11時半ごろ、茨城県神栖市東和田の三菱化学鹿島事業所第2エチレンプラントの分解炉地区から出火した。
地元消防によると、けが人は確認されていない。当初、黒煙が上がったが、約1時間後には火は弱まった。
同社によると、第2エチレンプラントは今年5月から7月までの定期点検で、特に異常は見つからなかった。
分解炉ではナフサやプロピレンを精製。点検時期を除いて、普段は人が入らないという。連絡が取れない
協力会社の社員が4人おり、確認を急いでいる。
三菱化学(東京)によると、鹿島事業所は鹿島臨海工業地帯の一角にあり、敷地面積約160万平方メートル、
関連会社を含めると従業員は約1120人。第2エチレンプラントは1992年11月に稼働している。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007122190141326.html