【栃木/さくら保険金殺人】小林元社長、報酬数百万円を約束…宇都宮地裁の公判で[12/19]
小林元社長、報酬数百万円を約束 宇都宮地裁で保険金殺人公判
さくら市の主婦、小林はるみさん=当時(41)=殺害事件で、はるみさんの夫、小林広元社長=当時(58)、
自殺=が、実行犯の郡司喜一被告(63)=殺人罪で起訴=に500万円、野沢正人被告(28)に200万〜
300万円の報酬をそれぞれ約束していたことが18日、宇都宮地裁で開かれた野沢被告の公判で明らかになった。
はるみさんが殺害されて約10カ月。殺害の詳細を明らかにした検察側は、小林元社長や野沢被告らに対する
怒りを吐露した遺族の調書も披露した。
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■殺害持ちかけ
論告や被告人質問によると、小林元社長は2月上旬、郡司被告に対し、500万円の報酬を約束してはるみさん
殺害を持ちかけた。再三にわたる依頼の結果、郡司被告は殺害を了承した。
2人は同月26日、はるみさんを殺害した後、自殺したように装うため、遺体をクローゼットのドアにつるすことを
計画。郡司被告は「1人じゃ無理だ」と小林元社長に伝えたところ、小林元社長は「正人(野沢被告)にでも
手伝わせっか」と話した。
小林元社長は野沢被告に対し、「おまえにも200万〜300万やるから」などと殺害を持ちかけ、野沢被告は
了承した。郡司被告は「俺が首絞めるから、正人は押さえろ」と言った。
郡司被告と野沢被告は、自宅兼事務所の2階にあるはるみさんの寝室に入ろうとしたが、はるみさんに
気づかれたため殺害を断念し、翌日に殺害することにした。
野沢被告は被告人質問で、「(小林元社長から)殺すのは郡司がやる。遺体を運んでくれ」と頼まれたと主張。
報酬についても、「もらっていないし、要求してもいない」と証言した。
(
>>2以降につづく)
ソース:MSN産経ニュース(2007.12.19 03:01)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/071219/tcg0712190301000-n1.htm 依頼いただきました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1197250782/140
(
>>1のつづき)
■背後から首絞める
検察側の立証では、はるみさんの殺害された同月27日、3人が事務所に集まった場で、野沢被告は
殺害方法について2つの提案をした。寝室ではなく1階の事務所での殺害を持ちかけ、はるみさんの遺体をつるす
場所として、「タイヤラックでいいんじゃないですか」と言った。いずれも小林元社長が了承し、殺害方法が固まった。
そして同午後9時ごろ、小林元社長がはるみさんを2階から事務所に呼び出し、郡司被告がパソコンで作業を
していたはるみさんの背後からリードで首を絞めて殺害。野沢被告は郡司被告に頼まれ、足をばたつかせて
抵抗したはるみさんの足を押さえた。
野沢被告と郡司被告は、はるみさんの遺体をタイヤラックにつるしたが、野沢被告は「自殺する人はもがいて
履物が落ちるだろう」と考えて、スリッパを遺体の足下付近に無造作に投げた。さらに、小林元社長のアリバイ
工作にも協力していた。
これら一連の行為について、検察側は「犯行に積極的・主体的に参加している上、果たした役割も重要かつ
不可欠なもの」と断罪した。
一方、野沢被告は「最初は自宅にいた小林元社長の子供を外に連れ出すだけと聞いていた。殺害に関与して
いないので安易な気持ちでいった」「殺害の引き延ばしをしたかった」などと被告人質問で述べ、検察の主張に
異議を唱えた。
■遺族の怒り
検察側は論告で、はるみさんの遺族の心情をつづった調書にもふれた。
はるみさんの母、伊藤菊代さん(64)は「はるみを失った私の悲しみが消えることはありません。今の方が
辛いです」と述べた。野沢被告については「小林(元社長)から暴力を振るわれていたと聞いて、複雑な気持ちです。
ただ、郡司(被告)を止める勇気を持ってほしかったと思います」
はるみさんの長男は、小林元社長に対し、「勝手に死にましたが、そんな形ではなく、やるべきことをすませて、
その上で死んでほしかったです。せめて郡司と野沢には本当のことを知っていることを、正直に話してほしいです。
2人とも殺したいくらいにくいです」と述べ、最愛の母を失った悲痛、怒りを吐露した。
(了)
3 :
名前をあたえないでください:2007/12/20(木) 02:06:13 ID:zPERqhQ+ BE:199242353-PLT(12000)
200万ぐらいで殺人請け負うなよ。
どんだけ超ハイリスク・ローリターンなんだよ。
よっぽど金に困ってたんか。
4 :
名前をあたえないでください:
【社会】栃木・さくら市の保険金殺人 遺族「真相はどこへ」…県警に質問状 [07/12/12]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1197469847/ 1 :きのこ記者φ ★:2007/12/12(水) 23:30:47 ID:???0
栃木県さくら市で主婦、小林はるみさん=当時(41)=が保険金目的で夫らに殺害されたとされる事件で、
遺族が11日、はるみさんの殺害や、はるみさんの2男=同(7)=の転落死の真相解明を求める公開質問状を
県警に提出した。
質問状は、はるみさんの母親の伊藤菊代さん(64)と米田軍平弁護士が提出し、10日以内の回答を求めている。
宇都宮地検に対しても口頭で捜査を要請した。
県警の調べによると、2男の善輝ちゃんは平成16年2月、県営住宅4階の自宅ベランダから転落し、死亡した。
はるみさんは今年2月、自宅に隣接する夫の小林広元社長=自殺、当時(58)=の会社事務所で、
野沢正人被告(28)らに首を絞められ、殺害されたとされる。
小林元社長は15年4月のはるみさんとの結婚と善輝ちゃんらの養子縁組に際し、
はるみさんに5000万円(後に4000万円を増額)、善輝ちゃんには8000万円の生命保険をかけた。
当時の県警の調べで、善輝ちゃんは事故死と判断され、小林元社長に保険金が支払われた。
伊藤さんと米田弁護士は11日、県弁護士会館で記者会見した。
質問状では、善輝ちゃんの転落位置や当時の体重記録、当日の天気や風速などの資料を添付し、事件の可能性が高いことを主張。
(1)どのような捜査をしたか。特に保険金殺人を否定した根拠
(2)事故と判断した時期と根拠
(3)現在の捜査状況と見通し
について回答を求めた。
また、はるみさんの事件が起きた当時のさくら署長と小林元社長の親交が、「犯意を固めた」として県警側にも責任があると主張。
(1)当時の署長と小林元社長らとの関係を調査したか
(2)調査したとすれば、その関係が小林元社長らの殺意形成と犯行の隠蔽(いんぺい)にどう影響したか
(3)調査しなかったとすれば、なぜか
の回答を求めた。
伊藤さんは「放火のときにもっと調べてくれれば、第二の犯行はなかったと思うと、悔しくてやりきれません。
一日も早く真相を明らかにしてほしい」と話した。
質問状が提出されたことについて、県警は「現段階ではコメントすることはありません」としている。