16日午後、いちき串木野市で、JR鹿児島線の下り電車が故障のため運転ができなくなり、
乗客およそ40人が1時間半にわたって車内に取り残されました。
16日午後2時半ごろ、JR鹿児島線の2両編成の下りの普通電車が串木野駅の手前およそ
1キロ付近のいちき串木野市下名で、突然、走行できなくなりました。
運転士が車両の点検を行って復旧を試みましたが、結局、運転を再開することができず、
後続の電車が故障した車両を押して1時間半後の午後4時すぎに動き出しました。
故障した電車が止まった地点はトンネルを出た付近の崖の上だったため、
乗客およそ40人はそのまま車内に残ったということです。
このトラブルの影響で上りと下りの電車2本が運休したほか、故障した電車も含め
2本の電車で最大100分近くの遅れが出ました。
故障の原因については調査中でまだわかっていないということです。
JR九州は「乗客の皆さんには迷惑をかけてたいへん申し訳ない。再発防止のため、
故障の原因を究明するとともに点検をしっかりと行っていきたい」と話しています。
NHK
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/lnews/02.html