北斗市の米の販売店が、実際の品種とは違う表示をした米を販売していたなどとして、
道は食品の適正表示を定めたJAS法違反にあたるとして、この店に改善を指示しました。
道によりますと、北斗市の「入福福田米穀店」はことし9月下旬までの1か月間にかけて、
ブレンド米およそ1400キロを「ななつぼし100%」と表示して販売したほか、
精米した日付を実際よりも数日から10日ほど遅く表示して販売していたということです。
これについて、道は食品の適正な表示を定めたJAS法違反にあたるとして改善を指示するとともに、
来月15日までに再発防止策を文書で提出するよう求めました。
入福福田米穀店は「端境期でななつぼしが不足していたので、高い米と安い米を混ぜて出荷してしまった。
販売する量が少ないので問題ないと思っていた」と話しているということです。
道がJAS法に基づいた指示を出すのは今年度5件目で、この5年間で最も多くなっています。
NHK
http://www.nhk.or.jp/sapporo/lnews/05.html