【コロンビア】FARC、大統領の息子誘拐を計画か

コロンビア警察当局は１３日、同国の左翼ゲリラ、コロンビア革命軍（ＦＡＲＣ）がウリベ大統領の
息子２人の誘拐を計画していたことが判明、これを阻止したことを明らかにした。ＡＰ通信が報じた。
事実なら、ＦＡＲＣが拘束する人質と服役中のＦＡＲＣ幹部を交換する交渉を、有利に進める狙いが
あったとみられる。

調べによると、警察当局は収監中のＦＡＲＣ幹部の電話を数カ月前から盗聴。１０月上旬の
記録によると、この幹部は外部との通話で、大統領を暗示する符号を使って「（彼への）ひと仕事を
実行せよ」と話した。

警察当局は他の情報とあわせて検討し、誘拐計画が実在したと判断。大統領の息子の身辺警護は
強化され、異常はないという。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/071214/amr0712141159011-n1.htm