誤差30cm、日立が高精度位置計測システムを開発…UWB無線
日立製作所のワイヤレスインフォベンチャーカンパニーは、誤差30cm程度の高精度
位置計測システム「日立 AirSense UWBエントリーモデル」を開発、2008年1月から
販売すると発表した。
新開発のUWBエントリーモデルは、無線電波の反射が多くまたノイズの多い環境でも
安定した通信が可能で、UWB無線通信技術の特長である高精度な位置検知技術に
よって誤差30cm程度の高精度な位置検知が可能。
このため、工場内やオフィスでのモノや人の位置管理、移動経路の追跡、ナビゲーション
への適用が期待できるとしている。
UWB無線通信技術は、無線通信の一つで他の通信方式に影響が出ない程度の微弱な
電波を広い帯域にわたって発信することで、高速通信と高精度の位置計測が可能。
日立では、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所の仕様に基づいて、UWB-IR高精度
位置計測システムを今年6月に開発している。
日立グループでは、今後「日立AirSense UWBエントリーモデル」を用いたトライアルを
ユーザーと共同で実施し、適用事例拡大に向けたマーケティング活動と新しい分野への
ソリューションを行うとしている。
ソース:レスポンス(2007年12月10日)
http://response.jp/issue/2007/1210/article103021_1.html 依頼いただきました
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1197250782/27