ネット検索事業推進へ「法改正」 政府の知的財産戦略
政府の知的財産戦略本部(本部長・福田首相)は13日、米国のグーグルやヤフーのような
インターネット検索サービスを国内の事業者もできるようにするため、著作権法を改正すること
などを盛り込んだ分野別知的財産戦略をまとめた。海外に後れを取ってきたネット検索の分野で、
国内事業者の育成を目指す。
ネット検索は、ホームページ(HP)のデータを複製し、一時的に検索の「心臓部」となるサーバーの
中に保管する。著作権法で、こうした行為には著作権者の許諾が必要となるが、無数にあるHP
すべてについて許諾を得ることは不可能なため、グーグルなどの日本法人も検索サーバーは
こうした規制のない米国に設置している。
著作権法の改正では、検索サービスの提供を目的にした編集や複製の場合は、著作権者の
許諾を不要とする方針だ。
ソース:asahi.com(2007年12月14日00時51分)
http://www.asahi.com/business/update/1213/TKY200712130314.html