【神奈川】米陸軍が大規模図上演習　キャンプ座間

在日アメリカ軍の再編で今月１９日に神奈川県のキャンプ座間に新たな作戦司令部を発足させる
アメリカ陸軍は日本での有事を想定してコンピューターを使った大規模な図上演習を１０日から
陸上自衛隊と合同で始めました。

１０日から陸上自衛隊仙台駐屯地で始まった日米合同の図上演習は日本が武力侵攻を受けたことを
想定してコンピューター上に双方の作戦行動を再現して具体的な対処の仕方を訓練するものです。

メリカ陸軍からは今月１９日にキャンプ座間に日本に初めての作戦司令部を発足させる
第一軍団を中心におよそ１５００人が参加しています。

演習では日米の担当者がコンピューターを使って情報交換を行い、どのように住民を避難させるかや、
互いのヘリコプターが飛ぶ空域の調整などの訓練にあたっていました。

コンピューターはアメリカ本土の司令部や在韓米軍などともつながっていてアメリカ軍は海を越えて
訓練の情報をやりとりしていました。

記者会見した第一軍団のジャコビー司令官は「今回の演習は日米の互いの信頼を深めるものだ。
キャンプ座間の新たな司令部によって自衛隊との共同作戦が強化される」と述べました。
この演習は今月１６日まで行われます。


NHK
http://www.nhk.or.jp/yokohama/lnews/06.html