宮崎県産品などに使用されている東国原英夫知事の似顔絵イラストが、出会い系サイトの
スポーツ新聞広告で使われていたことが11日の同県議会一般質問で明らかになった。
人気者の東国原知事のイラスト使用は自由だが、ウナギや地鶏の偽装販売でも使われて問題となっていた。
広告は、女性数人の写真をバックに、法被姿の東国原知事の似顔絵イラストをあしらい、
サイトをPRする内容。11月下旬に掲載された。
似顔絵について知事は、宮崎県産品の売り上げ増につながるとして「自由に使っていい」と認めている。
しかし、質問した県議は「知事の顔が風俗の広告に使われるのは耐えられない」として、
似顔絵イラストの“乱用”が宮崎ブランドのイメージ低下につながることを懸念。知事らを追及した。
これに対して東国原知事は「専門家や法律家と協議し、イラストの使用方法などを見直す」としたが、
一方で「(使用されている似顔絵イラストは)膨大な量で、どこまで管理できるか」と述べ、
思わぬ人気の余波に頭を悩ませている。
=2007/12/12付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20071212/20071212_002.shtml