外国人登録証を偽造したとして、茨城県警外事課と古河署は11日、ペルー国籍で同県古河市関戸の無職、
ハシモト・リンチ・ギジェルモ(37)=偽造有印公文書行使罪で公判中▽中国籍で同居の飲食店従業員、
施菊花(28)=同罪などで公判中=の両被告を有印公文書偽造の疑いで逮捕した。県警は、偽造防止の特殊印刷
「ホログラム」シートを中国から輸入して偽造した外登証などを不法滞在外国人約100人に売っていたとみている。
調べでは、2人は、メキシコ国籍の作業員の男(44)の依頼で偽造外登証とパスポートに張る在留期間更新許可証印
シール2枚を偽造。6月上旬、男に計5万円で売った疑い。
06年9月ごろから古河市のアパートで偽造を続け、施容疑者が中国上海市の知人女性らを通じてホログラムを入手し、
ハシモト容疑者がパソコンやプリンターを使って偽造していた。偽造外登証は1枚3万円が相場だったという。【山本将克】
毎日新聞 2007年12月11日 19時36分
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071212k0000m040051000c.html