【知財】ネット配信の著作物を閲覧したユーザーから料金を徴収する“閲覧権”創設を…角川FD会長が国益の視点から力説[12/06]

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1かくしおまコン(080110)φ ★
ネット配信で「広く薄くあまねく」徴収する“閲覧権”創設を
角川会長が国益から見た「制度イノベーション」の必要性を力説

 早稲田大学が6日に開催した「第3回知的財産セミナー」で、角川グループホールディングス会長の
角川歴彦氏が「“著作権”実効性確立への熱い思い」と題する講演を行なった。角川氏は、デジタル
コンテンツに対して著作権法の実効性が保たれなくなり、著作物をタダで利用するユーザーと料金を
支払うユーザーの間に不公平感が出ていると指摘。著作者や著作権者、コンテンツ事業者に適切な
対価を与えるためにも、デジタル著作権管理(DRM)技術を整備した上で、著作物を閲覧した
ユーザーから料金を徴収する“閲覧権”を新たに創設すべきと訴えた。

● 著作権に縛られない著作権法、国益の視点から「制度イノベーション」が必要

 角川氏は、著作者や著作権者、コンテンツ事業者だけでなく、著作物を享受する国民の間に大きな
閉塞感があると語る。その原因は、2つのリスクと2つの誤認であると指摘。リスクとしてはまず、
サーバーが米国に置かれている点を含め、世界を席巻するインターネット関連サービスが米国に
集中していることを挙げる。さらに、日本では「革命」という言葉にふさわしい新鮮なIT企業が存在しない
こともリスクであるとした。

 誤認の1点目については、GoogleやAmazonなどの企業が、「技術イノベーションの成果」と勘違い
していると指摘。角川氏によれば、これらの企業は、既存技術の組み合わせによる成果で、「技術が
追いつけないから、日本にはGoogle的な企業が誕生しないというのは間違っている」。また、日本では
新たな技術を生み出そうとする企業に対して、著作権法が二の足を踏ませているとして、国益の
視点から見た「制度イノベーション」が必要であると強調した。

 「YouTubeでは、著作権をクリアしていない映画やアニメが公開されているが、米国ではデジタル
ミレニアム著作権法があるため、事業者は権利者に文句を言われてから該当動画を取り下げれば
免責される。これでは事業者と権利者のいたちごっこだが、YouTubeが生まれたのはこの『制度
イノベーション』の成果ともいえる。その一方、日本ではすぐに訴えられて裁判になるため、企業は
“触らない方が良い”と判断する。日本には『著作権に縛られない著作権法』が求められている。」

 誤認の2点目としては、「インターネットのサイバー空間は海賊版が氾濫する不法コピーの巣窟」と
誤解されていることを挙げる。角川氏は、近い将来に技術革新が著作権の完全管理を可能にする
として、例えばGoogleはWebサイト上の海賊版コンテンツを削除することに自信を持っていると述べた。

>>2-5につづく)

ソース:Impress Watch(2007/12/06 23:14)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/12/06/17780.html
写真:角川グループホールディングス会長の角川歴彦氏
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/static/image/2007/12/06/aa01s.jpg
2かくしおまコン(080110)φ ★:2007/12/06(木) 23:34:58 ID:???
>>1のつづき)

● 完全なDRMができるなら、ダウンロードやストリーミング配信時の“閲覧権”創設を

 角川氏は、2つのリスクを解消し、2つの誤認を取り除くための方策として、国益の視点から著作権法を
見直し、新たに“閲覧権”という権利を創設すべきと主張する。例えば、映画の収益では、劇場公開に
よる「一次利用」、DVDパッケージの販売やレンタルによる「二次利用」といったモデルがある。角川氏は、
インターネットによる配信を「三次利用」と位置づけ、映像を閲覧したユーザーから、視聴料金とは別に
料金を徴収する権利として、“閲覧権”の必要性を訴えた。

 「インターネット上で完全な著作権管理が可能になれば、ダウンロードやストリーミング配信時に
適用する“閲覧権”を作るべき。これによって、映画館に足を運んだり、DVDパッケージを購入するには
至らないライトユーザーにも、コンテンツを利用してもらえる。その際には、国民の合意の上で、広く、
薄く、あまねく、代価を徴収する。国民が料金を支払い、クリエイターに次のコンテンツを創るための
インセンティブを与える。事業者も収益からクリエイターに還元する。そういったWin-Winの関係を
実現するために微力を尽くしていきたい。」

 このアイディアについては、会場から「DRMで著作権を完全管理することで言論統制につながる
危険性があるが、国民の思想や表現の自由にはどう配慮するのか」という声が挙がった。これに対して
角川氏は、「例えば、JASRACが音楽著作権を管理しているが、それによって音楽の自由性が
損なわれてはいない」と答えた。

 さらに角川氏は、現在の著作権法の問題点として、著作物の利用に対して一部のユーザーから代価を
徴収する反面、払わずに利用するユーザーは見過ごしている事実があることを指摘。「最もいけないことは、
著作者がコンテンツの創作意欲をなくすこと」として、国民の合意の上で料金を徴収し、クリエイターに
次の作品を創作するためのインセンティブを与えるべきだとした。

(おわり)
3名前をあたえないでください:2007/12/06(木) 23:37:48 ID:VzpjYEuD
   *      *
  *     +  無理です
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
4名前をあたえないでください:2007/12/06(木) 23:39:48 ID:vFdqNN7J
覚醒剤の角川とは別人?
5名前をあたえないでください:2007/12/06(木) 23:41:40 ID:C/myDeym
は あ ?? 馬 鹿 ????
6名前をあたえないでください:2007/12/06(木) 23:44:17 ID:A1XsO7+h
途中まで真面目に読んでたけどJASRACのくだりでこいつはキチガイだと確信した
7名前をあたえないでください:2007/12/06(木) 23:46:12 ID:Vh7xUmdc
インターネットという仕組みを理解できない角川会長か。
8名前をあたえないでください:2007/12/07(金) 00:00:59 ID:VzFNUqCn
人頭税ってやつですか
9名前をあたえないでください:2007/12/07(金) 00:10:49 ID:pwdlbMfL
完全なDRMという前提がまずもってなぁ・・・。
現実的なとこでは、ニコニコやようつべと包括契約だろ。
10かくしおまコン(080110)φ ★:2007/12/07(金) 00:45:56 ID:???
参考ソースどうぞです。(ITmedia)

「YouTubeは世界共通語」――角川会長の考える“次の著作権” (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/07/news012.html
「YouTubeは世界共通語」――角川会長の考える“次の著作権” (2/2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/07/news012_2.html
11名前をあたえないでください:2007/12/07(金) 02:07:32 ID:7VKCUS3F

 滅 ぼ す
12名前をあたえないでください:2007/12/07(金) 02:42:40 ID:OHb/2uZJ
面倒だから、インターネット税でも作ればイインダヨ あほらし
13名前をあたえないでください:2007/12/07(金) 11:02:25 ID:4j+zUiRH
>>4
あれは2代目春樹
これは3代目
14名前をあたえないでください:2007/12/07(金) 11:07:08 ID:Tg+JRYVd
>完全なDRMができるなら

無理っしょ
15名前をあたえないでください:2007/12/07(金) 11:09:11 ID:cDbM0pxI
>JASRACが音楽著作権を管理しているが、それによって音楽の自由性が
>損なわれてはいない

え゛?
16名前をあたえないでください
マッドやPVとかの転載などからもお金をとる気なのか、どうなのか。
言い方が具体的じゃないので言ってる事が人に伝わらない。
社員は大変だろうな。