女性中傷を依頼、実行 豊橋の女ら2人逮捕
インターネットの「闇サイト」を利用して、女性をひぼう中傷する行為を依頼したとして、
愛知県警捜査2課と稲沢署は3日、名誉棄損の疑いで、愛知県豊橋市西岩田、
コンピューターソフト関連会社役員松下弥生容疑者(45)を逮捕。女性である松下容疑者の
依頼に応じて中傷ビラをまいたとして、同容疑で、岐阜県可児市清水ケ丘、会社員
中西貴幸容疑者(35)を逮捕した。
調べでは、2人は共謀し昨年9月下旬ごろの夜、愛知県稲沢市内の無職女性(35)の
自宅周辺に、わいせつな画像や虚偽の文言を印刷したビラをまき、女性の名誉を傷つけた
疑い。松下容疑者は「(女性の家庭を)壊してやりたかった」と供述している。松下容疑者は
中西容疑者と会ったことはなく、互いの名前も知らなかった。
稲沢署によると、松下容疑者は昨年6月、インターネットのサイト「復讐(ふくしゅう)の鬼」に
あった「安く精神的に追いつめる方法がある」との中西容疑者の書き込みを見て、嫌がらせを
依頼。以後半年間にわたり計十数回、中西容疑者に中傷ビラまきなどを頼み、その都度、
報酬を振り込んでいたという。報酬は合計三十数万円。
ソース:中日新聞(2007年12月4日 朝刊)
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007120402069467.html