【アメリカ】イラク「好転」に揺れる民主党…国民の約半数が「イラクでの米国の軍事努力はうまくいっている」と答える[12/02]
【緯度経度】イラク「好転」に揺れる民主党
イラクでテロ攻撃が大幅に減り、治安が回復されてきたというが、果たして
事実なのだろうか。そんな懐疑を最大限に保ちながら、ワシントンで流れる
イラク関連情報を点検すればするほど、少なくともいま、現地の情勢が着実に
好転してきたことは否定できないと感じた。
29日にもイラク北部を訪問中のジョン・ネグロポンテ米国務副長官の「イラクの
治安状況は確実に改善された」という発言が報じられた。ブッシュ政権のイラク
政策に反対し、なかなか情勢の好転を認めたがらなかった米国の大手メディアも、
本来の住居から避難していた一般イラク国民が首都バグダッドなどのわが家に
続々と帰還し始めたことをついに詳しく報道するようになった。
その典型がニューヨーク・タイムズの20日付の長文の記事だった。1ページ半、
写真7枚をつけての報道はバグダッドが「治安改善」で「息を吹き返し」、結婚式
までが増えてきたことを伝えていた。ワシントン・ポストも28日付の大型記事で
バグダッドの治安回復を報じ、タクシーの運転手たちがつい最近まで危険なため
近づかなかった地域にも現在は平気で入るようになったことを報道した。
こうした治安の改善は米軍の増派後の作戦でテロ組織のアルカーイダが甚大な
被害を受けたことや、スンニ派が米軍と共闘してアルカーイダに敵対するように
なったこと、さらにはシーア派の反米武闘派が穏健になったこと、などが原因だという。
イラク情勢のこうした変化は米国民一般の認識をも変え始めた。世論調査機関の
「ピュ−調査センター」が11月末に発表した調査結果によると、「イラクでの米国の
軍事努力はうまくいっていると思う」と答えた米国民は全体の48%となり、今年2月の
30%から大幅な上昇を記録した。共和党支持層では2月に51%だったのが74%に
まで増えた。民主党支持層でも16%だったのが33%へと倍増以上の上昇を示したという。
(
>>2以降に続く)
ソース:イザ! (00:06)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/107169/ 依頼いただきました
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1182861295/705
(
>>1のつづき)
しかしイラク情勢の好転は、これまでブッシュ政権に反対してイラクからの米軍の
期限付き撤退などを求め、イラクでの米国の平定や民主化への試みを非難してきた
民主党側を複雑に揺さぶり、当惑させる。イラクでのテロ主体の戦闘を「内戦」と
特徴づけ、しかも「米国は戦いに負けた」と断じていた上院民主党院内総務の
ハリー・リード議員のような反対派は米軍の勝利や成功を簡単に認められるはずが
ない。なにしろ民主党側はイラク情勢を米国にとっての「泥沼」「挫折」「失敗」そして
「敗北」とまで決めつけてきたからだ。
だから民主党側ではイラクで米国が失敗した方が政治的に有利となり、共和党側を
攻撃しやすくなる。その「成功」はこれまでの主張に従えば、あってはならないことにも
なってしまう。だが16万以上もの米軍将兵が命の危険を冒して戦いを進めていることに
対して、「失敗」への願いを表明することはできない。
このため民主党側ではイラクの治安回復への傾向が明白となった今年9月ごろからは
沈黙が多くなった。大統領候補たちの間でもそんな感じが生まれていた。共和党側からは
これに対し「イラクの現状認識の否定」(政治評論家のチャールズ・クラウトハマー氏)とか
「民主党の泥沼」(保守系シンクタンク「中東データ・プロジェクト」代表のケネス・ティマーマン氏)
という批判が浴びせられていた。
ところがここへきて民主党大統領候補たちのイラク問題への態度に微妙な変化が
生じ始めた。ヒラリー・クリントン上院議員は11月下旬の声明で次のように述べた。
「わが軍は世界最強だから、増派されれば、必ず成果をあげる。その軍事的成果の
目的はイラクでの政治的和解の土壌を築くことだが、まだそれができる気配はない」
バラク・オバマ上院議員も報道官を通じ次のような声明を出した。
「テロや暴力が減ったことは歓迎すべきニュースだ。だがイラクの各派間の政治的な
対立はまだ解消されていない」
いずれも、軍事よりはもう政治での動きを重視すべきだという見解である。2人とも
イラク軍事情勢の危機に批判を集中させてきた数カ月前までの姿勢とは大きく異なって
いる。このままイラク情勢の好転が続けば、イラク問題自体が大統領選挙の論議で
占める比重や角度も大きく変わってくる。
もちろんイラク情勢の「好転」というのも、またいつ消えてしまうかわからない。しかし、
万が一、もしも、消えない場合、どうなるのか。そんな仮定の議論も聞かれる最近の
ワシントンなのである。(ワシントン・古森義久)
(おわり)
第二のベトナム戦になる、泥沼化するなんて言ってた連中涙目w
4 :
名前をあたえないでください:2007/12/02(日) 01:20:02 ID:nLNqBui6
シーア派は、アメ公に出て行かせるために、雌伏の状態を選択したんじゃないの?
だったら、完全撤退後、アメ公がイラクの石油利権から排除されるのは確実だろう。
クウェートの石油に手を出したフセインがどうなったか見ただろ
アメ工を排除したら又因縁つけられて戦争になるだけ
シーア派がアメリカ撤退の為に雌伏するなら
そこそこ石油利権に関わらせとかないと返って危険。
予定通り、トルコ側からも米地上部隊が侵攻できてたら
もっと早く沈静化してたろうにな。
7 :
名前をあたえないでください:2007/12/02(日) 01:55:06 ID:pOIDUqVK
>だから民主党側ではイラクで米国が失敗した方が政治的に有利となり、共和党側を
>攻撃しやすくなる。その「成功」はこれまでの主張に従えば、あってはならないことにも
>なってしまう。だが16万以上もの米軍将兵が命の危険を冒して戦いを進めていることに
>対して、「失敗」への願いを表明することはできない。
しかし日本の民主党とマスゴミは「失敗」を事実として主張し日本国民をだまし続けた。
その結果、日本には民主党政権ができ、ヒラリーが破れた今、日米関係がどうなったかは諸君もご存知だろう。
われわれは今日も、支那人と朝鮮人の尻を舐め続け無ければならない・・・
8 :
名前をあたえないでください:2007/12/02(日) 01:56:37 ID:YEdMmnsR
これ日本では報道されないだろ
9 :
名前をあたえないでください:2007/12/02(日) 02:07:57 ID:t+zAfhHX
マスコミを統制したプロパガンダだろ。
イラクの民間人死傷者は100万人を超えたし、米軍の死者も1万人
は突破している。公式発表は実際の数字から40%も差し引いたもんだよ。
で、最大の問題はイラク全土に撒き散らした劣化ウラン弾だろう。
残留した放射能は広島型原爆の400倍以上とも言われ、現地では小児癌、
白血病、奇形児の出産が激増、またイラク帰還兵のなかにも湾岸戦争帰還兵
以上に放射能が原因とされる癌や白血病の罹患率が激増していて、今後は
これが大きく米国社会を圧迫することになるだろうよ。
ちなみに、湾岸戦争帰還兵の子供たちは劣化ウラン弾の影響で、なんと
6割が先天性に奇形や脳障害の障害をもっていると報告され、米国では
「湾岸戦争チャイルド」といわれている。当然、イラク帰還兵たち2世の
先天的生障害害はこの比ではないだろう。
この戦争に加担している日本国の責任も問われてしかるべきだぞ。
10 :
名前をあたえないでください:2007/12/02(日) 02:11:07 ID:gCju74by
>>8 バクダットの治安が安定しつつあり難民が帰ってきていると
NHKでも報道していた。
>>9 >劣化ウラン弾だろう。
>残留した放射能は広島型原爆の400倍以上とも言われ、
釣りですか?
12 :
名前をあたえないでください:2007/12/02(日) 02:21:20 ID:CtvOREXu
こんな時だけニューヨークタイムズをありがたがってる連中ってw
13 :
名前をあたえないでください:2007/12/02(日) 02:24:08 ID:DqQTnhDi
シーア派民兵の立場になって考えてみ。
どうせ時間が経てば米軍は撤退していくんだから、
それまで田舎で時間つぶししてりゃいいんだよ。