【静岡】IT情報網実証実験、車いす利用者に店舗や段差有無お知らせ[11/20]

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静岡でIT情報網実証実験 車いす利用者に店舗や段差有無お知らせ

 情報技術(IT)を使い、街中に張り巡らされた情報網から車いす利用者らに必要な情報を送る
自律移動支援プロジェクト「静岡おもいやりナビ」の実証実験が19日、静岡市葵区の繁華街で
始まった。30日までで、主催する国土交通省中部地方整備局と静岡市は使いやすさなどを検討する。

 実験対象の地域はJR静岡駅北口広場から市立御幸町図書館などが入居する再開発ビル
「ペガサート」、市役所静岡庁舎にかけての約1・5キロコース。情報を送信する通信機器
「無線マーカ」を約60カ所に設置した。

 実験には、車いすの利用者や福祉を学ぶ学生ら9人が参加。小型端末「ユビキタス・コミュニケータ」を
持ってコースを移動し、交差点や分かれ道、地下道のエレベーターなどに近づくと、地図や経路、
画像などの情報が端末に表示される様子を確認した。段差の有無や近くにあるトイレ、店舗の
情報などが音声付きで示された。

 車いすを利用している大川速巳さん(38)=同市清水区三保=は「よいシステムだと思うが、
もう少し、道路標識などのアナログ情報と連動したら使いやすくなると思います」と話していた。

 市交通政策課の安本弘樹副主幹は「実験段階で課題は多いが、静岡の車いすの実験成果を
全国に発信できるよう願っています」と話した。

 実験は国土交通省のプロジェクトの一環で、いつでもどこでもコンピューターが使える
「ユビキタス社会」の実現を目指す。全国8カ所の実験のうち、静岡市は車いす利用者を
対象に絞ったのが特徴で、2010年度までの実用化を目指している。


ソース:中日新聞(2007年11月20日)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20071120/CK2007112002065788.html
写真1:実証実験でまちを移動する大川さん(中)ら=静岡市葵区で
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20071120/images/PK2007112002165822_size0.jpg
写真2:車いすに装着された端末機
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20071120/images/PK2007112002165823_size0.jpg
依頼いただきました
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1182861295/698