<テコンドー:北京五輪アジア予選>◇29日◇ベトナム・ホーチミン
テコンドーの北京五輪アジア予選が29日、ベトナム・ホーチミンで行われ、
女子67キロ級シドニー五輪銅メダリスト岡本依子(36=セレクション)が
3位に入り同級の五輪出場枠を獲得した。全日本テコンドー協会は年明けの
強化委員会で五輪代表を決めるが、同級の強化指定選手が少なく、岡本の
3大会連続出場が有力になった。
準決勝で惜敗したショックを引きずらず、3位決定戦でイラン選手を3−1で撃破。
出場枠を獲得し「3位決定戦はプレッシャーなく戦えた」と振り返った。アテネ五輪前は
国内団体が2つに分裂した影響で大会3カ月前まで出場が決まらない状況に。
最終的に特例での出場が決まったものの、調整不足で敗退した。「北京五輪を最後に
現役を引退するつもりなので、五輪ではこれまでの経験をすべてぶつけて戦いたい。
金メダルを取りたい」。不完全燃焼のアテネの悔しさを糧に北京で有終の美を飾るつもりだ。
http://www.nikkansports.com/sports/p-sp-tp0-20071130-289466.html