【京都】縄文晩期の集落跡で発見 副葬品? ヒスイの丸玉出土 大原野の上里遺跡

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1キハ55@バルデスチルドレン12号(080110)φ ★:2007/11/30(金) 03:15:21 ID:???
今年2月に近畿では珍しい縄文晩期(2500−3000年前)の集落跡が見つかった
京都市西京区大原野の上里遺跡で、最高級の宝石として当時珍重されたヒスイの丸玉や、
新たな竪穴式住居跡が見つかり、市埋蔵文化財研究所が29日発表した。
見つかった同時期の集落跡としては近畿で最大になるとみられ、京都府南部の拠点的な集落だった可能性が出てきた。

2月の調査では縄文晩期の7棟の竪穴住居跡を発見。
今回は東隣約1500平方メートルを5月から調査している。

南東へ向かう幅8−10メートルの溝の東西に、計15基の土器棺墓が新たに見つかった。
西側では2月の調査と合わせ8棟の竪穴式住居跡が馬てい形に墓地を囲んでおり、縄文特有の環状集落とみられる。
東側では、装身具に使われたとみられるヒスイの丸玉や滑石製の勾玉(まがたま)などが見つかった。

ヒスイの丸玉は、同時代の遺物層から見つかり、直径7−8ミリの円柱形。4ミリの穴が貫通し、なめらかに磨かれ、
淡い緑色の光沢を放っていた。
ヒスイは産地が新潟県糸魚川市周辺に限定され、硬くて加工には高度な技術が必要とされた。
近畿でも橿原遺跡(奈良)などで見つかっているが、非常に珍しいという。

泉拓良・京都大文学研究科教授(考古学)は「ヒスイは交易でしか手に入らない貴重な品で、
集落の指導者の墓に副葬された可能性が高い。
一般的に縄文時代は平等社会とみられがちだが、世襲はされないものの、能力のある人物を頂点とする階層もあった。
縄文晩期の遺跡は数少ないが大規模化する傾向があり、府南部地域を統括する集落だった可能性もある」と話している。

現地説明会は12月1日午前10時から。問い合わせは現場事務所Tel:TEL番は省略しました。


京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112900141&genre=M2&area=K1K
画像 出土した滑石製の勾玉(左)とヒスイの丸玉(京都市西京区大原野)
http://www.kyoto-np.co.jp/static/2007/11/29/P2007112900141.jpg
2名前をあたえないでください:2007/11/30(金) 03:51:16 ID:nV3NXhhY
2ダ
3名前をあたえないでください:2007/11/30(金) 04:59:37 ID:61S6dSTO
京都みたいに調べつくされているように思われるところで
こんなものが見つかったのはすごいな。
4名前をあたえないでください:2007/11/30(金) 09:47:18 ID:OCDVmWOp
縄文というのは、思った以上に文明度が高そうだ。
5名前をあたえないでください:2007/11/30(金) 20:57:24 ID:0Phl1/Ls
6名前をあたえないでください
>>3
どこが調べ尽くされてるんだよ
掘ったら必ずなんかが出てくるところなのによ