スーパー最大手のイオンは29日、PB(プライベートブランド)「トップバリュ」の食品や飲料、
日用品の24品目を10〜25%値下げすると発表した。
イオンやマックスバリュ、いなげやなどグループ17社の合計1400店舗で30日から実施する。
まとめて値下げするのは、平成6年にPB商品をつくって以来初めてという。
対象商品は食パンやヨーグルト、しょうゆ、お茶などの飲料や食料品や、食器用洗剤や衣類用の柔軟剤など。
ヨーグルトの価格は現在より30円安い98円(税込み)となり、「国内メーカー製品よりも60円安い」
(近沢靖英・常務執行役)という。
値下げする24品目の売り上げは、値下げ前と比べ2〜5倍増えると見込んでいる。
同社が値下げを決めたのは定率減税の廃止や、原材料高騰に伴う製品価格の上昇で、
「消費者は生活防衛意識を強めている」(近沢常務)と判断したため。
今年8月には、国内食品メーカーなどから仕入れた100商品について通常価格より
安い価格に設定して販売する「価格凍結」を実施している。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071130/biz0711300036001-n1.htm