経済協力開発機構(OECD)は29日、各国の15歳(日本では高1)を対象にした学力テスト
「学習到達度調査」(PISA)の06年調査の科学的活用力の結果を公表した。
日本は前回03年調査の2位(548点)から6位(531点)に転落した。
読解力や数学的活用力の結果は、来月4日に公表される。
調査には57カ国・地域の約40万人が参加した。
OECDは来月4日に公表する予定だったが、スペインのメディアが結果の一部を報道したため、
日本時間の29日夜に科学的活用力の部分を先行して公表した。【高山純二】
◇06年PISAトップ10と順位の推移◇
<科学的活用力>
06年調査 03年 00年
(1)フィンランド 563点 1位 3位
(2)香港 542点 3位 −−
(3)カナダ 534点 11位 5位
(4)台湾 532点 −− −−
(5)エストニア 531点 −− −−
(6)日本 531点 2位 2位
(7)ニュージーランド 530点 10位 6位
(8)オーストラリア 527点 6位 7位
(9)オランダ 525点 8位 −−
(10)リヒテンシュタイン 522点 5位 24位
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071130k0000m040173000c.html