マイクロコンピューターを搭載し、センサーでコース情報を読み取りながら走る車がスピードを競う
「マイコンカーラリー近畿地区大会」がこのほど、中央区脇浜町一の市立科学技術高校であった。
近畿の高校三十六校から約二百台がエントリー。手作りの“愛車”が、坂道やカーブのあるコースを
疾走した。
マイコンカーラリーは一九九六年に北海道で始まり、全国に広がった。現在では北海道から九州までの
十二地区で大会が開かれている。一般、高校生の部に加え、高校生の初心者が出る「ベーシッククラス」も
新設された。
練習よりも速く走る車もあれば、カーブを曲がりきれずコースアウトする車も。見守る生徒たちの歓声が
体育館に響いた。ベーシッククラスで優勝した相生産業高校三年の妹(せ)尾(お)淳弘君(17)は
「もっと速く走るように、プログラムを見直します」と話していた。ベーシッククラスからは二台、高校生の部
からは十三台が、来年一月の全国大会に出場する。
ソース:神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0000752039.shtml 画像:設定されたコースを走り抜けるマイコンカー。技術の成果を競った
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0000752039.shtml