2007年10月30日、北京市の第二中級法院は米衣料ブランド・ノースフェイスの偽造品が販売されていたとして、
ニセブランド販売で知られる秀水市場に3700ユーロ(約60万円)の罰金を言い渡した。
秀水市場は昨年のルイヴィトン、シャネルのニセブランド裁判に続く敗訴となった。
偽造ブランド関連の訴訟と中国企業の敗訴は続くものの、今後もニセブランド販売が消えることはないと見られている。
というのも安価な偽造ブランドには巨大なニーズが存在するからだ。秀水市場には中国人だけではなく、
世界各国から旅行客が集まり、大量のニセブランド品を買い上げていく。
中国は「世界の工場」の地位を手にしただけではなく、「世界のニセブランド品工場」の座も手に入れた。
世界で生産されるニセブランド品の半数以上が中国で生産され、大多数は国外に輸出されていると見られている。
(翻訳・編集/KT)
http://www.recordchina.co.jp/group/g13175.html