【新潟】猛毒キノコ「カエンタケ」、多数見つかる…誤って食べないよう注意呼びかけ[11/25]

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猛毒キノコ:新潟で多数見つかる

 致死性の高い猛毒キノコ「カエンタケ」が今秋、新潟県で頻繁に見つかっている。
年1件程度だった県への報告例が、既に9件にのぼっている。原因は不明で、
専門家は「夏の猛暑の影響だろうか」と首をひねる。今年は今のところ誤って食べて
死亡した人はいないが、専門家は、キノコ狩りの最中に見つけても手を出さないよう
注意を呼びかけている。

 カエンタケは傘はなく、柄が細長くて赤い。ミズナラなど広葉樹の枯れ木や切り株の
周辺に自生し、秋になると枝分かれした柄の部分が約5〜10センチに成長する。
食用のベニナギナタタケと似ているため、誤食して死亡するケースがある。

 県森林研究所によると、今年の9件は県北部の新潟県胎内市や阿賀町、朝日村などの
山中や森林公園で見つかった。柄の長さが17センチもある大きなものもあり、松本則行
同研究所専門研究員は「今まで見たことがない、異様な大きさだった」と話している。

 カエンタケについて、京都薬科大の橋本貴美子准教授(天然物化学)は「摂取すれば
全身が真っ赤に炎症し、汁に触れたら皮膚がただれる。キノコの毒の中で最も強い」と
指摘。滋賀大の横山和正名誉教授(菌類学)によると、群馬県中之条町で00年10月、
ベニナギナタタケと間違えて食べた男性(当時55歳)が亡くなっている。新潟県でも昨年
10月、十日町市で3人が誤って食べて食中毒を起こして入院している。

 野生のキノコは、温度や湿度、土壌の栄養分などの自然条件によって生育が左右される。
カエンタケが今年増えている理由について、松本専門研究員らは、(1)長梅雨の後に
酷暑が続いて育ちやすい環境になった(2)害虫や大気汚染の影響で森の生態系が変化し、
成長しやすくなった可能性がある、としている。【川畑さおり】

 ▽カエンタケ カビ毒の一種「トリコテセン系マイコトキシン」を含有。たんぱく合成などの
体内の働きを止める猛毒で、食べると下痢や嘔吐(おうと)、呼吸不全、造血機能障害、
脳障害などを引き起こす。江戸時代後期・文政年間の植物図鑑「本草図譜(ほんそうずふ)」
にも「大毒ありといへり」との記述がある。


ソース:毎日新聞 2007年11月23日 2時30分 (最終更新時間 11月23日 2時48分)
http://mainichi.jp/select/science/news/20071123k0000m040154000c.html
画像:新潟県胎内市で見つかった全長17センチのカエンタケ=新潟県森林研究所提供
http://mainichi.jp/select/science/news/images/20071123k0000m040191000p_size5.jpg
2名前をあたえないでください:2007/11/25(日) 01:40:46 ID:PMTF+lSk
食う気にならない
3名前をあたえないでください:2007/11/25(日) 01:42:51 ID:YyWPtwfa
食べるものならいくらでもある時代に
わざわざこんな気持ち悪いもの食べるのはどうして?
4名前をあたえないでください:2007/11/25(日) 01:54:54 ID:69OBxaf7
たしか小脳が委縮するんだっけ、このキノコの毒は。
5名前をあたえないでください
なんか見るからに毒々しいな