県内で初めて河川でのサケ釣りが解禁された本吉町小泉の津谷川(小泉川)が、
県内外の釣りファンでにぎわっている。前日までの雪がやんだ23日は、
仙台をはじめ関東や北海道からやってきた釣り人が寒風のなか次々に大物を引き上げ、豪快な釣り味を満喫した。
川面に背びれをのぞかせるサケの群れにルアーを投げ入れると、体長80センチ、5キロ近いサケがかかり、
さおが弓なりに。仙台から来た釣り人は「サケ釣りは初めてだが、
すごい引きと重さで、やみつきになりそう」と満足していた。
河川を遡上(そ・じょう)するサケは資源保護のため釣りは禁止されている。
サケの孵化(ふ・か)事業が続いている津谷川河口は近年、サケが増えたため、
今月16日から12月3日までの毎週金〜月曜日に1日20人、1人オスのみ5匹限定で県が釣りを許可した。
地元では、来シーズンから規模を拡大し、サケ釣り観光を盛んにしたいという。
◆ソース
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000711240002