山梨県立大(甲府市、鶴見尚弘学長)は23日、同日実施された推薦や外国人留学生向けの
特別選抜入試で、試験監督者が1人の受験生に問題用紙を誤って配布したと発表した。
その受験生の試験開始が5分遅れたため、試験本部はその受験生のみ試験時間(60分)を
5分延長するよう監督者に指示したが、受験生が不要と申し出たため、試験は定刻で終了した。
同大学務課は「受験生に影響はなかったと考えている」としている。
問題があったのは国際政策学部総合政策学科の小論文試験。
受験生18人のうち1人だけいた外国人留学生に、同じ部屋で同時に行われた
同学部国際コミュニケーション学科の留学生用の問題を手渡してしまった。
総合政策学科では留学生も推薦での受験生と同じ問題を使用することになっていたが、
監督者が誤って配布した。見回っていたもう1人の監督者が試験開始直後に気付いた。
◆ソース
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20071124ddlk19100285000c.html