【政治/話題】福田首相、霞が関と協調…就任2カ月で「官邸詣で」が安倍前首相時の2倍超[11/24]

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福田首相:霞が関と協調 就任2カ月「官邸詣で」が2倍超

 福田康夫首相が9月26日に就任して以来、官僚の「首相官邸詣で」が復活している。
毎日新聞の集計によると、今月22日までの約2カ月(58日間)で、首相のもとを訪れた
各省庁の事務方トップ(事務次官、長官)は、のべ36人。安倍晋三前首相は同じ期間に
15人で、予算編成時期であることを割り引いても、その差は歴然としている。ただ、
霞が関の官僚機構と意思疎通は順調でも「ねじれ国会」が壁となり実績に結び付かない
皮肉な状況となっている。

 「君たちには意欲を持って仕事をしてもらう」。首相は執務室を訪れる官僚にそう声をかけ、
「やる気」をくすぐるという。事あるごとに官僚を呼んで説明させ、それを材料に判断する手法は、
官房長官時代からだ。

 「政治主導」を掲げた安倍前首相は、官僚機構トップの官房副長官に民間から的場順三氏
(旧大蔵省出身)を起用。「閣僚同席でなければ官僚とは会わない」ルールも設け、首相に
単独で面会できるのは、側近の谷内正太郎外務次官ら少数だった。トップダウンの印象が
強い小泉純一郎元首相(同期間で34人)と比べても、安倍氏の徹底ぶりがうかがえる。

 しかし、これが裏目に出て、官僚の足は官邸から遠のいた。必要な情報が的場氏に上がらず、
官邸はしだいに機能不全に陥った。参院選を前に首相が公務員制度改革で官僚との対決姿勢を
鮮明にしたことも、あつれきを広げた。福田首相は自治省OBの二橋正弘氏を官房副長官に
「再登板」させ、省庁との関係修復に乗り出した。各省庁の官僚に官邸入りを志願させる、
前政権が始めた公募制も廃止した。

 ただ、一方では公務員の天下りへの省庁関与を排除する「新人材バンク」具体化などをめぐり、
首相が官僚寄りに後退している、との見方もある。細川政権で首相秘書官を務めた成田憲彦
駿河台大学長(日本政治論)は「小泉政権も実際には官僚の知恵を利用していた。福田首相も
官僚を使っているが、小泉元首相と比べ、国民と直結しているイメージを打ち出せていないのが
弱い」と指摘する。【坂口裕彦、石川貴教】


ソース:毎日新聞 2007年11月24日 2時30分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071124k0000m010128000c.html
2名前をあたえないでください:2007/11/24(土) 10:43:34 ID:vID+b9y1
公務員 天下り 議員の給料を半分に!!
3名前をあたえないでください:2007/11/24(土) 11:58:01 ID:xJPBrviO
今の日本の行政って滅茶苦茶じゃん?社会保険庁、農水省、厚生、、、、。
今度ばっかりは、一度、自民は潰れる。
4名無しさん@八周年

安倍内閣をぶっ潰した真犯人が割れたということだ。