4年連続で減り続けてきた東京都内の交通事故死者数が一転、今年は昨年を上回るのがほぼ確実になってきた。
発生や負傷者が減るなか、死者だけが増加しているのが特徴。事故が命にかかわるケースが多いお年寄りで
増えたのが要因とみられ、歩行者側の不注意も少なくない。警視庁はドライバーに注意を呼び掛けるとともに、
事故の増える年末を前に対策に躍起だ。
警視庁によると、都内の交通事故死者数は1960年の1179人をピークに減少。一時増加したものの2003年以降は
減少が続き、昨年は戦後で最も少ない263人だった。ところが、今年は11月18日時点で231人と昨年同期より
15人多い6.9%増となっている。(19:33)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071119AT1G1504N19112007.html