ロシア土産の代表格マトリョーシカが再ブレイク!
今、マトリョーシカがブームである。女子系雑貨に疎いオジサンには寝耳に水かもしれないが、
雑貨ショップには人形をはじめとしたマトリョーシカのアイテムが並び、ヤフーオークションでも、
手作りをメインとしたマトリョーシカのグッズが常時600点前後出品されている。マトリョーシカとは、
ご存知のように胴体の部分でふたつに分かれ、入れ子構造になった置物。ロシアの土産物で、
カチューシャをつけた女性像がメインだが、最近ではエリツィンやゴルバチョフなど歴代大統領の
マトリョーシカもあり、バラエティに富んだものが作られている。
目に和み、心温まるロシアのアイテム
大きいマトリョーシカのなかに中ぐらいのマトリョーシカ、そのなかからさらに小さいマトリョーシカが
出てくるこの仕掛けは、日本の民芸品“こけし”と“入れ子細工”を合体したようなもの。
それもそのはず、19世紀末に箱根を訪れたロシア正教会のロシア人修道士が、帰国の際、
箱根細工の人形(こけし、だるまなど)をいくつか持ち帰ったのがヒントになったと言われている。
1900年のパリ万博に出品されたのがきっかけで、日本でも知られるようになったマトリョーシカは、
いわばパワーアップして帰ってきた逆輸入商品。日本人に愛好者が多いのも大きくうなづける。
それまで海外雑貨と言えばアメリカ、フランス一辺倒だった日本に、90年代の渋谷系ブームとともに訪れた
北欧雑貨の流行。その潮流が東欧に移り、ここ数年でロシアまでたどり着いた。しかし、意外にも、
チェコで国民的人気を誇る“チェブラ―シカ”のようなキャラクターではなく、アイテム自体が注目されるのは
マトリョーシカが初めて。現在はなぜかパンダのマトリョーシカが人気を集めているが、動物やキャラクターなど
さまざまなマトリョーシカが作れるだけあって、今後の広がりが期待できる。
ちなみに、スタイルは西洋的だが、風貌にアジア的な親しみが感じられるせいか、現在ファッション誌などで
活躍する外国人女性モデルは、実はロシア系が圧倒的に多い。来年は、マトリョーシカをはじめとした
雑貨だけではなく、ロシア系芸能人やロシア音楽、ロシア料理など、ロシアそのものがブームになるかも!?
ソース:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071115-00000016-oric-ent ニュース配信元:オリコンスタイル
http://www.oricon.co.jp/news/ranking/49641/ 依頼いただきました
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1182861295/581