【経済】大手電機決算では薄型TV苦戦が鮮明に=みずほ証

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1作り笑いおまコン(080110)φ ★
 [東京 12日 ロイター] 国内電機大手の薄型テレビ事業は厳しさが鮮明に──。みずほ証券アナリストの張谷幸一氏は、ロイターとのインタビューで、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)や松下電器産業(6752.T: 株価, ニュース, レポート)など2007年9月中間決算を発表した大手電機7社の業績内容の特徴として、米国の薄型テレビ市場で低価格メーカーが台頭し、高コストの日本メーカーの苦戦が明確になったと強調した。

 同氏は、ソニーは通期営業利益見通しを当初見込みから100億円増額し4500億円に上方修正したが、ゲーム事業の下振れで実態的には下方修正であると指摘した。電力事業などの業績が回復している日立製作所(6501.T: 株価, ニュース, レポート)は、赤字が続く薄型テレビとハードディスクドライブ(HDD)の両事業における課題解決を急ぐべきと強調。松下はプラズマテレビなどでコスト削減力の強さを評価した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-28838320071112