大阪府の太田房江知事は7日の定例会見で、最近明らかになった事務所費問題などについて説明した。
しかし疑いを払拭(ふっしょく)するために、振り込み明細などを公開することは拒否した。
説明義務を果たすよう求めていた自民党大阪府議団は「不十分」として、一両日中にも質問状を出す方針を固めた。会見でのやりとりは次の通り。
−−「太田房江を支える東京の会」について自民党府議団から説明要請があったが
「真摯に対応したい。『東京の会』は小規模な組織で、財政基盤が脆弱。
安価に信頼できる形で運営のために、業務委託契約で運営してきた。
いい形がどうか助言もしてきた。事務局経営は契約に基づき、
正当に、実態をつくり、やってきた。特に問題があるわけではない。この点をしっかり議会に説明したい」
−−知事の母親は事務所について「知らなかった」と言っているが
「母にも確かめたが、現在は母親のところには事務所はなく、『いまはありません』と答えた。
母が業務をしていたことは私の目で確かめている。郵便物の収受もしっかりやっていた。
みなさんもふつうの生活をしているとき、なんとか新聞、なんとかテレビと言って訪れられたら
動揺すると思う。その中で知っている限りのことを答えたと思う。ご指摘のことは一切ない。
本人もしっかりと自覚し、業務契約の中で仕事をしていた」
−−甥が住んでいたマンションの事務所に実態はあったか
「電話による連絡調整、郵便物収受でスペースを借りていた。
1年中の事務所として使っていたわけではない。
それをやれば一月30、40、50万円かかる。
業務委託契約に書かれている業務をやっている瞬間瞬間に、使っていた」
−−振り込み明細などを示して疑惑を払拭する考えは
「プライバシーに関することも入ってくるので、ご容赦願いたい。おかしなことは一切ない」
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071107/crm0711072346033-n2.htm ソース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071107/crm0711072346033-n1.htm